桜の季節 ~新学期への期待と不安を薄桃色の花びらで応援したい~
桜の季節真っ只中ですね。
子どもの頃、家の隣りに大きな桜が30本くらい並んでいて
散り始めると、道が花びらの絨毯でフワフワになって、
両手でかき集めてふわ~っと空にまいてセルフ花吹雪をしていたのを思い出します。
その時代ですから、写真や動画におさめることもなく、ただただ淡いピンクの天国の風景が心のなかに残っています。
編み花の桜は色々なスタイルがありますが、
今年はソメイヨシノをイメージしたものと、北海道ならではのエゾヤマザクラをイメージしたものを制作しています。
お花の大きさは編み方をアレンジして変えていきますが、これはリアルサイズです。
裏はこんな感じ。ガクと花びらを一続きで編む方が、別々に作って後でつけるより
すっきりします。
左の桜は、別編みしたガク部分を40番の緑糸で編み、ペップと一緒に花に取り付けています。
自然のお花への憧れをうつしたこんな桜から、
入園式や入学式で女の子やお母さんが付けたい桜はどんなのかな、ってイメージして
もっと大きくて可愛いピンクでつくってみたり、
ヘアゴムとコサージュをお揃いにしてみたり、取り掛かる手仕事に尽きることはありません。
新学期への期待と不安が織り交ざるこの時期を
勇気づけてくれるお花たちを、贈りたい・・・そんな気持ちです。
紫陽花を編み比べてみました
初めまして。
編み花の時間を多くの方と共有したい、とサロンを開いて活動を始めてから、
もっともっと編み花を中心とした編み物の癒し効果を実感してもらえるきっかけをつくりたい、ということでブログ開設にいたりました。
そんな今日、偶然届いた糸たち。
色付きのレース糸としてエミーグランデは定番ですが、ピエロさんの糸はどんどん新製品・新色が開発されるので、その編み心地を試したり微妙に違う同系色を試したい時にまとめ買いしています。
プレミアムコットンの新製品バージョン、ラピューレです。
ラベンダー色がとても爽やかな良いお色だったので、早速編み心地の検証。
糸の細さは前のプレミアムコットンと同じくらいですが、
全く糸が割れないようになっています。
エミーグランデと比べると、やや固い仕上がりになりますが、
編み心地はスッキリです。
20番レース糸としてはやや細め、30番の一歩手前、という感じなので、初心者の方も上手になったような気分になれると思います。
発色は鮮やか。マットでナチュラルな仕上がりを求めているときにはベストチョイスかもしれません。
他の糸との色比較です。
左からダイソーに並んでいた糸、エミーグランデの672番、ピエロのラベンダーです。
(ラベンダー色は写真よりももう少し藤色がかっています。)
アイロンをかける前なので光沢の差はあまりはっきりしていませんが、
仕上げると、中央のものが光沢を増して存在感を出してきます。
色々な糸で同じお花を編んでまとめると立体感が出て楽しいです!